記事監修代表取締役社長
旦壮之助
広島のハウスメーカーとして 「人と地球に優しい 家づくり」 を通じて、 大切な家族と過ごす空間づ くりを提案。 2022年にはUa値 0.25を達成し、 高断熱・高気密や省エネルギーな住宅づくりにも 注力している。
アイレストホームの家づくり ▶光熱費の高騰が急加速する今、「エネルギーを自給自足する暮らし」が注目されています。今後、住宅を新築する場合に、国が定める省エネ・創エネ基準をクリアすることが求められるようになることから、環境にも家計にも優しい「ZEH」住宅が一気に広がりを見せそうです。
それではその「ZEH」住宅について、どのようなメリットがあるのか解説しましょう。
まず「ZEH(ゼロエネルギーハウス)」とは、住まいの断熱・省エネ性能を向上させるとともに、太陽光発電などによりエネルギーを創ることで、年間の一次エネルギー消費量の収支をプラスマイナス0(ゼロ)にする住宅のことです。以下の条件が「ZEH」に必要とされます。
・高断熱でエネルギーを極力使用しない住宅をつくる
・高効率設備でエネルギーを上手に使う
・自宅に設置した再生可能エネルギーをなどで残った消費エネルギー以上を創る
「ZEH」の条件を満たすことはCO2削減や地球温暖化防止などにも貢献しますので、2050年カーボンニュートラルを目指す国としても強く推奨しています。
住む立場から感じられるZEH住宅のメリットは、「快適な生活をしながら、生活費の出費が抑えられ、エネルギー単価高騰の影響も受けにくい暮らしができる」という点です。
ZEH住宅は高性能住宅として資産価値も高く、長く住めば住むほどお得に暮らせる住宅です。エネルギー単価の高騰は、今後さらに加速しそうなため、そのような世界の経済情勢に左右されにくいZEH住宅は、魅力的ではないでしょうか。
ここで私たちアイレストホームの「ZEH」への取り組みについてご報告させていただきます。
一昨年2020年度、広島県全体のZEH交付決定数は159件、そのうち一般工務店が建設した数は57件でした。(SiiというZEH交付に関わる団体が現在公表する直近のZEH交付件数)
そしてアイレストホームはというと、2020年度のZEH交付件数は16件。つまり広島県の一般工務店が建てたZEHの約3割がアイレストホームのZEHとなるわけです。
また、ZEHビルダーに登録している広島地場の工務店は142社ですが、そのうち昨年度ZEH交付を受けたのはたった12社でした。
こうして見ると、私たちアイレストホームは「ZEHの推進に貢献している!」と、言ってもらえるのではないでしょうか?今後はさらに実績とノウハウを積み重ねていきたいとスタッフ一同張り切っています。
省エネ等級の追加など、国としても「ZEH」を本格的に進めていく意識改革が行われています。その取り組みの一つとして、「ZEH」の助成金に新たな制度が導入されました!それが「こどもみらい住宅支援事業」です。
こどもみらい住宅支援事業は、「子育て支援」及び「2050年カーボンニュートラル実現」の観点から、子育て世帯・若者夫婦世帯における高い省エネ性能を有する新築住宅の取得に補助金が交付される事業です。さらに住宅の省エネ改修でも、対象を限らずどの世帯に対しても補助金が交付されます。
これまでの「ZEH」補助金制度は、使いづらいものでした。それは、下表のようにZEH補助金の申請スケジュールにおいて、公募から完了実績報告書提出までの期限がきっちりと定められていため、建築工期のタイミングが合わないと補助金を受け取ることができなかったからです。
補助金を併用することはできませんが、18歳未満のお子さんがいるご家庭や、39歳以下の若年夫婦はこの「こどもみらい住宅支援事業」が利用できます。
ZEH補助金と比較してすると格段に使いやすく、年度内であればいつでも交付申請の手続きが行えるようになり、工事完了報告の期限もかなり余裕のあるスケジュールで設定されています。以下は、今年度の「こどもみらい住宅支援事業」のスケジュールです。
将来的にはZEH住宅は環境にやさしく魅力的な住宅ではありますが、設備投資に費用がかかるのが現実です。もし、新築住宅を計画しているのであれば、「こどもみらい住宅支援事業」の申請をおすすめします。
この「こどもみらい住宅支援事業」は、最高100万円の補助を受け取ることができます。条件は、「太陽光発電システム」を設置することです。
アイレストホームは、広島県内のZEH住宅の普及に貢献しています。ぜひ、補助金申請からお手伝いさせてください。
記事監修代表取締役社長
旦壮之助
広島のハウスメーカーとして 「人と地球に優しい 家づくり」 を通じて、 大切な家族と過ごす空間づ くりを提案。 2022年にはUa値 0.25を達成し、 高断熱・高気密や省エネルギーな住宅づくりにも 注力している。
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