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現場インタビュー編②-大工-
2023年6月12日(月)
  • 【現場編】

職人さんインタビュー vol.2 大工

インタビュー第二弾は、アイレストホームが誇るベテラン大工の立川さんにお願いしました!

立川さんは木造建築に携わり30年という家づくりのプロです。

家づくりへの”想い”やお客様との忘れられないエピソードなど、大工だからこそ味わえる仕事の楽しさを語ってくれました。

 

職人さん紹介

立川 育弘

木造住宅に携わって30年。

祖父から三代続く大工一家に生まれ、前職ではゼネコンの現場監督を経験。

家業を継ぐかたちで大工に転身されました。

20年近くに渡り、アイレストホームの注文住宅・分譲住宅の現場で腕を振るっていただいています。

 

現場でのお仕事について教えてください

私たち大工は家の基礎工事が終わった後、建物の土台を敷き、建前をします。

建前というのは大勢の職人を集めて柱や梁、棟など主な骨組みを組み立てていく工程です。

家の骨組みが出来上がったあとは外装にパネルやサッシなどを取り付け、断熱材を入れていきます。

最後に床や階段、仕上げのボードを施工していくというのが基本的な流れです。

家づくりには大工だけでなく、屋根屋、電気屋、設備屋、ガス屋など多種多様な職人たちが関わります。

それぞれの専門技術を活かし、腕を振るって1つの家を完成させるのです。

 

家づくりのプロとしてこだわっていることを教えてください

「図面通り」の施工を特に意識しています。

というのも私たち大工は、どんな現場で仕事をしてどういった経験を積んだかによって、仕事の進め方ややり方が全く違います。

それこそ何百通りのやり方があり、どれが正解でどれが不正解ということはないのですが、ともすると図面に込められた想いよりも自分の想いを優先して施工してしまうことも少なくありません。

でも、図面が基本。ですから、この道のプロとして、図面に込められた想いを忠実に汲み取って施工していくよう心がけています。

これまで特に印象に残っている現場はありますか?

お客様から色々ご要望を頂く中で、特に記憶に残っているのは、1つの壁に数十個のガラスブロックをはめていくというものです。

色の指定や角度など、とても細かい指示があり、ブロックの割り付けにとても手こずりました。

なんとかお客様の希望を叶えたいと、悪戦苦闘しながら丸一日かけてようやく完成させました。

頑張った甲斐もあり、完成時には大変喜んでもらえて、大工としてお客様の想いに応えられたことに達成感とやりがいを感じました。

 

自分が家を建てる時、職人さんとうまくコミュニケーションを図るには?

「職人ってちょっと堅物で怖い感じ」と思われがちなのですが、そんなことはありません。

私たち大工もお客様からしっかりお話を聞きたいと思っています。

ですから、要望や想いがあれば遠慮なく伝えてもらえたら嬉しいです。

高さや幅、こういう形にしたいなどご要望をはっきり伝えてもらえれば、より望み通りの家づくりができます。

意見を頂いて「NO」という大工はいません。どんどん私たちに要望を出してもらって、理想を叶えてほしいと思います。

 

仕事の醍醐味は?

ゼネコンで現場監督をしていた時から大工になった現在でも共通して言えるのは、ビルや家が完成した時の達成感は何にも変え難く、大きなものということです。

アイレストホームで建てたマイホームは、何十年も家族と共にあるものですので、「私が建てたんだ!」と胸を張って言えることを誇らしく思います。

 

職人の目から見たアイレストホームの家づくりは?

アイレストホームは音響熟成木材や幻の漆喰、使用する構造材など、素材へのこだわりが強いです。

骨組みに使われている木材でも他社と比較して太いものを使っていたり、そういったこだわりが随所に施されているため、アイレストホームの家はしっかりしているんです。

また、第三者による検査が多いのも特徴です。

昔であれば「わしに任せておけばいい」という大工も多かったのですが、検査専門会社など第三者の目でしっかり見てもらうことで、お客様はもちろん大工自身の安心にも繋がります。

家の完成までに複数回の検査がありますが、区切りごとにチェックしてもらうことは、私たちにとってありがたいことです。

検査員の方から指摘があるということは、自分の施工で足りていない部分を気づかせてくれるので勉強にもなります。

 

最後にひとことお願いします

アイレストホームは、設計段階からお客様とよく向き合い、要望も聞いているので、お客様にとって理想の家が建つと思います。

数ある住宅メーカーからアイレストホームを選んでもらったお客様のために私たち大工も一生懸命に家を建てさせてもらいます。

1つのチームとして、一緒に理想の住まいづくりをしていきたいです。

 

 

記事監修代表取締役社長
旦壮之助

広島のハウスメーカーとして 「人と地球に優しい 家づくり」 を通じて、 大切な家族と過ごす空間づ くりを提案。 2022年にはUa値 0.25を達成し、 高断熱・高気密や省エネルギーな住宅づくりにも 注力している。

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