記事監修代表取締役社長
旦壮之助
広島のハウスメーカーとして 「人と地球に優しい 家づくり」 を通じて、 大切な家族と過ごす空間づ くりを提案。 2022年にはUa値 0.25を達成し、 高断熱・高気密や省エネルギーな住宅づくりにも 注力している。
アイレストホームの家づくり ▶インタビュー第三回は、アイレストホームがこだわる「幻の漆喰」を扱う、左官職人の手嶋さんにお願いしました!
左官職人とは、土やセメント、砂壁や漆喰といった壁材を「こて」を使って壁を塗り上げていく職人さんのことです。
繊細な職人技を使いこなし、唯一無二の壁をつくりあげる手嶋さんに、家づくりに関わる”想い”や「幻の漆喰」について教えて頂きました。
手嶋 貴之
左官歴約30年。
アイレストホームの「幻の漆喰」を住まいに施す左官職人。
丁寧かつスピーディな仕事をこなすその道のプロとして、内装づくりの花形を担って頂いています。
この仕事を選んだのは、友人の父親が左官業をしており、その仕事にほれ込んだのがきっかけでした。
将来は、素人には真似できない仕事をしたいと考えていたので、左官業こそ経験を積まなければこなせない職人技だと思い、この道に進みました。
まず、こてで壁材をすくうことから素人には難しいです。
目で見て実践して身体で覚えてこそできる技ですから、一人前になるためには下積みを含め5年から10年はかかります。
「面を塗る」「角を塗る」「模様をつける」など、塗る用途によって20種類近くのこてを使い分けます。
木造住宅の壁やビルのモルタルといった対象物によっても扱い方が全く異なりますから、それぞれ感覚として身体にしみこませるのが大変です。
通常、壁材は二回塗って仕上げるのですが、一度塗りの後、二度目を塗るタイミングにとても気を遣います。
左官が取り扱う壁材は全て生ものですから、二度目を塗る前の壁の水分量、「乾き」具合によって完成した時の出来が変わってしまうのです。
天候や季節によって「乾き」具合は常に変化していきますから、塗るタイミングを見極めるのはプロだからこそできる技と言えます。
その日その日によって条件が違う中、塗り具合も変化してくため、見た目は綺麗に見えても、自分として及第点をつけることができるかどうかと、
問いかけながら技の鍛錬に努めています。
感覚の話になってしまいますが、すーっというイメージで材料が均一に伸びていくのを感じて塗る、ということでしょうか。
この感覚にたどり着くまでが難しいですが、この感覚を身につけて、綺麗に塗れることこそ職人技と言えると思います。
通常の壁材は二度塗りですが、幻の漆喰の場合、全体の「乾き」の調整をするために三度塗りが必要です。
3回塗ったあと、その上に模様をつけていきます。
隅々まで材料が行き届くよう、全体を均一に塗ることに全集中します。
アイレストホームでは、壁と天井の仕上げ材として「幻の漆喰」を内装に使っています。
「幻の漆喰」が、赤貝の殻を焼いた焼成カルシウムを主成分に、銀杏草を煮てつくる糊と無菌水を混ぜ合わせ生成されています。
化学物質を一切含まないのが特徴です。体に悪いものを含まず、空気中の化学物質を吸着・分解する作用があるため、室内の空気を綺麗に保ちます。
特に臭いを防ぐ効果が抜群です。
私自身、アイレストホームで家を建て、「幻の漆喰」を自分で塗りました。
実際に住んでみて、焼肉をした次の日に、部屋に焼き肉の臭いが残っておらず大変驚きました。
また、ホコリが出にくいとか、目で見て肌で感じるほど「幻の漆喰」は健康に良い壁だと実感しています。
お客様からの要望に応えながら、より喜んでもらえるように工夫することです。
模様付けをする時、同じ模様でも微妙に違うようにパターンを変えるなど、その家にしかない模様に仕上げていくことはとても感慨深く、魅力を感じます。
全ての壁が同じではなく、個性を持った壁として完成するので、お客様にも是非その空間を楽しんでもらえたら嬉しいですね。
また、手形をいれたいといった要望もよくあります。
お客様と一緒にふれあいながら壁を作っていくことも楽しく、左官業の醍醐味の一つです。
ご要望通りの模様に出来上がった時、わざわざお声がけいただけたり、喜ばれている姿を見るとやりがいを感じます。
アイレストホームこだわりの「幻の漆喰」をお客様のご要望に添えるよう愛情を込めて塗らせて頂きます。
同じように見えても仕上がりに微妙な違いが出る漆喰の壁は、ここにしかない世界で一つだけの壁になります。
そんなあなただけの家づくりを是非お手伝いさせて下さい。
この日出来上がった壁はこちら…!
ツヤツヤでとても綺麗でした😊✨
記事監修代表取締役社長
旦壮之助
広島のハウスメーカーとして 「人と地球に優しい 家づくり」 を通じて、 大切な家族と過ごす空間づ くりを提案。 2022年にはUa値 0.25を達成し、 高断熱・高気密や省エネルギーな住宅づくりにも 注力している。
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