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健康住宅コラム No.5 木の効能編

木材は健康に良い?!

木材は人の生理面や心理面に良い影響を与えることが知られています。例えば、特別養護老人ホームでの調査によると、木材を多く使用している施設では、インフルエンザにかかったり、転んで骨折したりする入居者が少ないという結果が出ています。

〜科学が解き明かした木材の癒し効果〜

特別養護老人ホーム入居者を対象とした、施設の木材使用度別の心身不調出現率比較

入居者の心身不調の内容 対入居定員比(%)
  木材使用の多い施設 木材使用の少ない施設
インフルエンザ罹患者 16.2 21.4
ダニ等でかゆみを訴えた入居者 4.4 5.4
転倒により骨折などをした入居者 8.0 12.1
不眠を訴えている入居者 2.4 5.3


素材の異なるケージでのマウスの生存率と成長

「休むという字は「人」が「木」に寄り添っています。英語の「森」(forest)は「for」「rest」。「休息の場」という意味です。動物である人間は、植物である木と共存することで、真のやすらぎを得るということかもしれませんね。

静岡大学の農学部の調査で、「コンクリート」「金属」「木」の3種類の巣箱を使い、ねずみの赤ちゃんの生存率を調べたところ、コンクリート巣箱では、なんと生存率が7%、金属巣箱が41%、木製巣箱は85%という結果が出ました。温度や湿度などの基本条件はもちろん同じ、巣箱の素材の違いだけで、コンクリートと木製では生存率に12倍もの差が出たのです!!

島根大学総合理工学部の中尾哲也教授がまとめた論文は、衝撃的でした。団地やマンションなどコンクリート集合住宅に住む人と、木造に暮らす人の平均死亡年齢を比較すると、団地・マンション族のほうが、約9年も早死にしていたのです。(調査件数:木造270件・コンクリート集合住宅62件)全国調査でも「木造率が高いほど平均寿命が高い」ことが立証されています。

(最終更新日: 2012年6月13日)